『愛ステーション』は訪問看護・リハビリ=「愛訪問看護ステーション」、居宅介護支援=「愛ケアステーション」の総称です。株式会社ユウケイが提供する安心サービスのシンボルです。対応エリア:神奈川県横浜市泉区・瀬谷区・旭区・戸塚区など、お気軽にお問い合わせください。

メディア掲載など

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『報道ニッポン』2010年2月号

『少子高齢社会を支える福祉の現場から』に当社の取材記事が掲載されました。



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『報道ニッポン』2010年2月号|記事 『報道ニッポン』2010年2月号|表紙 

「住み慣れた我が家で余生を過ごしたい」
その思いに応えることが最高のサポート

『ユウケイ』では、利用者が安心して介護サービスを受けられるように、自宅でのケアにこだわったサポート体制を作り上げている。同社を率いるのは長年看護師として多くの患者と接してきた垣田社長。その豊富な経験を活かし、理想とするケアを実現するべく突き進む社長に、布川敏和氏がお話を伺った。

★★★

布川 ではまず御社の沿革から。

垣田 私はもともと看護師として長年医療機関で勤めてきました。あるとき、そこが閉鎖したことを受けて、以前から抱いていた夢を実現するべく、平成19 年に『ユウケイ』を立ち上げたのです。

布川 その夢とは何でしょう。

垣田 訪問看護・介護、リハビリと、3つのサポートを在宅で行える施設を作りたかったのです。現在、居宅支援事業所の開設も予定しているので、それができれば私が理想とする形が整います。民間でそれらが揃う施設は少ないのですよ。

布川 その分、スタッフの方々は多岐にわたる業務を行っておられるのですね。何名ほど働いていらっしゃるのですか。

垣田 現在はヘルパーが12 名に看護師が10 名、リハビリ担当者が8 名います。
最近では退院を急く病院もあるようですので、呼吸器をつけている方や末期ガンなど重症の方が自宅にいらっしゃるケースも多々あるのですよ。そこで当社では、そうした方々の身体的なお世話ができる技術も身につけてもらうよう、ヘルパーの教育にも力を入れています。

布川 この業界は慢性的な人手不足にあると聞きますが……。

垣田 ええ。賃金が安いので、働く人は減っていますね。しかし、お金には換えられない喜びややり甲斐が介護現場にはありますから、多くの人に集まって頂きたいと思います。

布川 従事されている方の数だけやり甲斐があると思いますが、社長にとってのやり甲斐とは何でしょう。

垣田 利用者さんが抱く「余生を我が家で過ごしたい」という思いをどれだけ支えてあげられるか、ですね。そのために当社では、自宅へ赴くサービスにこだわっているのですよ。私たちは日々、色々なご家庭に入り、そのご家族が持つご意見などを伺いながら、利用者さんに一番適したサービスを行うよう心がけています。この仕事は、小さなことに目を向ける気配りが大切。介護される方やご家族のことも考え、気持ちや感性を大事にしてサポートすれば、利用者さんにも必ず伝わりますから、私も含め、スタッフ皆
で常にそれを意識しているのです。

布川 エリアはこの辺りが中心ですか。

垣田 泉区を中心に広範囲を回っていますよ。現在は看護とリハビリがひと月に800 〜900 件、介護が500 件ですね。求められれば、可能な限りその声に応じたいのですが、自分たちのキャパシティを超える件数を受け入れると充分なサポートが行えません。残念ですが、そのようなときは丁重にお断りしていますね。

布川 今後の展望をどのようにお考えですか。

垣田 まずは、スタッフたちが今後も明るく業務にあたってくれることが一番です。そのためにも、福利厚生を整えており、施設内にはスタッフのお子さんを預かる託児所も設けているのですよ。また、スタッフのために野菜を安く仕入れ、皆で一緒に晩ご飯を作ったりもします。そうしたアットホームさを失わないような規模を保ちつつ、各々スキルアップしながら利用者さんに気持ちが伝わるケアを行えるよう励みたいと思います。

(2009 年10 月取材)

『報道ニッポン』2010年2月号 『少子高齢社会を支える福祉の現場から』記事より